2015年度からスタートしたステップアップ支援事業は、いちサポを利用して就職した人が長く働き続けるための相談や支援を行っています。また、非正規雇用から正規雇用へステップアップするまでを支援しています。 下表は、ステップアップ支援事業に登録している人(12月末現在31名)がいちサポを利用した延べ人数です。
ステップアップ登録者の利用者数 (2015/4~12月末まで)
サポカフェこぼれ話 (1月9日のサポカフェ談話)
Tさん…12月11日から勤務をスタートし、約1ヶ月間(実労働日数15日)が過ぎて、やっと自分の仕事がどんな内容なのか分かってきました。
Nさん…私の会社の場合は、入社と同時に作業内容を丁寧に教えてもらえました。まず、自分がこれからやる作業を見せてもらい、次に私がその作業をやってみて、改善点をアドバイスしてもらいました。作業手順がはっきりしていたので覚えやすかったです。
例えば、小部品を素材につける前に、その小部品がちゃんと合っているかどうか3重チェックをするのですが、このことが最初は、いまいちピンときませんでした。
「何でこれっぽっち」のことで何度も「大事にやってください。」と言われるのか納得がいかずスッキリしませんでした。しかし、後になってから不具合を出さないために大切なことだったと分かりました。むしろ、「きちんとやっていれば絶対に不具合は出ない。」と言い切れるくらいです。それに気づいてから、就職したての頃の疑問が感心に変わりました。
仕事というのは、時間が経てば(やって行く中で)分かることが多いと気づきました。それと同時に、気になる時には、誰かに聞くことも大事だと思います。そのことが、以外に先輩方とのコミュニケーションにもなると思います。
Tさん…自分と違う仕事をしているNさんから仕事事情を聞くことができたので良かったです。
Nさん…入社2ヵ月後に会社を辞めた人がいたため、その人がやっていた仕事を自分がすることになり、動揺しました。2ヶ月間で覚えた仕事内容と違う作業を覚えることになったんです。
Tさん…突然、会社を辞める人の代わりとして入社2ヶ月で他の部署に移ったなんて…。そういうこともあるんだなぁ(それは、楽しみかも?)と思いました。