若者の就職に向け、毎回テーマを決めて開催している「若者セミナー」。そらをみた会の阿部直樹先生を講師に迎え、3回シリーズで2サイクル、年に6回開催しています。
今回は「働くって何だろう」をテーマに、働くことにはどんな意味や理由があるのかを考える場となりました。
講師の阿部さんが「どうして働きたいの?」という素朴な疑問を参加者に投げかけると、「生活のため」「ほしいものがあるから」「趣味のために」「家の生活費のため」「引っ越しのため」などそれぞれの理由が出されます。
続いて「仕事の何が大変だと思う?」との問いかけには「人間関係」「職場の人たちと打ち解けるのに時間がかかる」「コミュニケーションの仕方がわからない」「人が苦手」「忍耐力や精神的な体力がない」という声が上がりました。
阿部さんはマズローの欲求階層説を引用しながら、「今の日本の若者にとっては、働くということは、他社から価値ある存在と認められたいという欲求に当てはまる」と解説。
参加したOさんは「仕事をしたいという欲求のためには、親和欲求を満たすことが大切。まずは他者と関わりたいという気持ちをもって生活していきたいと思います。」と決意を発表。またBさんは「人づきあいが苦手なので、まずはそこを直して就職活動に向き合っていきたいと思いました」と振り返っていました。